天然理心流門人であり遠縁にあたる小島鹿之助の隣人、橋本家の沢庵が気に入ってしまった歳三。たらふく食べたのちに樽ごと沢庵を持ち帰った。
また小島鹿之助のもとに歳三から荷物が送られてきた。中身は彼を慕う芸者や舞妓からの恋文が満載されており歳三から「あまりにもモテてしまって国に仕える大事な仕事を忘れてしまそうだ」と添えられていた。(他にも日野の親戚へも同様に大量の恋文を送っている)
小島鹿之助は近藤勇や土方歳三との文通を絶やさず良き相談相手で、彼らの死を悼み「殉節両雄之碑」を建て、のちに本も執筆している。
土方歳三が使っていたとされる刀剣は多く残っており、葵御紋の入った「越前康継」寸違いを複数所持していたとされる「和泉守兼定」、戊辰戦争で使用されたとされる「大和守源秀國」がそれぞれ現存している。和泉守兼定は土方歳三資料館、大和守源秀國は霊山歴史館、葵紋越前康継は佐藤彦五郎新選組資料館でそれぞれ展示されている。
集英社WebマガジンCobalt内、THE RAMPAGEの岩谷翔吾さんのコラム連載『岩谷文庫 〜君と、読みたい本がある〜』にて当店の商品「模造刀 新選組鬼の副長 土方歳三拵え・和泉守兼定」が紹介されました!
今回連載コラムで岩谷翔吾さんが小説「燃えよ剣」を紹介。
土方歳三の生涯を描いている原作であることから、この土方歳三拵えが抜擢され撮影に使われました。